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高齢者対応分譲マンションの解約

公開日 2010-04-13

 

一人暮らしの高齢の叔母(80代)が介護ケアなど高齢者対応の新築分譲マンションを見学したその日に契約し、一割の手付金400万円を支払ったが、翌日思い直し解約を申し出た。しかし、業者は契約は成立していると言い返金してくれない。叔母はお金は預けただけで勧められるまま書面に署名したようで契約の認識が薄い。高齢者に高額契約を即決さすのは問題ではないか。解約したい。<50代・女>

 

◆聞き取り及び問題点

・契約当事者の聞き取りから、業者の送り迎えで見学し、残り少なくなると勧められ契約したが、気分が優れず早く帰りたかったようで、帰宅してすぐにやめたいと思ったとのこと。

・契約書面は一応そろっていたものの、減額すると口頭で交わした金額の書面はありませんでした。業者は渡したといいます。

・当事者の判断力には特に問題ないものの、短時間での重要事項等の説明では本当に契約内容を理解していたかはとても疑問でした。

◆経過

センターから業者に対し、当事者が契約内容をよく理解していないのに、即日契約を勧め入金させている、契約の部屋を見ていない、契約金額がハッキリしていないことは書面不交付ではないのか等指摘しましたが、解約手付けだと言い返金には応じませんでした。その後、弁護士を交えたあっせん会議(ADR)に持ち込み、交渉の結果、半額返金で解決となりました。

◆注意点

少子高齢化が進む中、一人暮らしや高齢者夫婦の世帯が増え、高齢者住宅への住み替えなどのトラブルも増加すると思われます。住宅は大きな買い物です。充分に情報を集め、内容をよく確め、慎重に選ぶことが大切です。


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