八幡市出身のプロ棋士、佐藤康光王将を迎えた「第14回佐藤康光杯争奪将棋大会」が6月17日、市文化センターで開催されました。
会場には、近畿地方をはじめ、東京などからも駆け付けた、5~79歳の将棋愛好家たち215人が集まりました。参加者は二段以上のA級など4階級に分かれ、腕を競いました。
開会式のあいさつで佐藤王将は「普段培った実力を十二分に発揮していただき、楽しい一日を過ごしてください」と参加者を激励されました。A~C級の対局を見て回った後、小学生以下の初級者17人を相手に一度に多面差しを行った佐藤王将は、勝負が決まると、対局を振り返りながら、良かった点などを丁寧にアドバイスされていました。
指導を受けた三重県在住の大村一華(いちか)さん(7)は「佐藤王将は強かった。アドバイスを生かして将棋に取り組みたい」と話していました。