排水設備は一度設置してしまえば、後はなにもしなくていいというものではありません。トラブルを未然に防ぐためにも、日頃の管理に気をつけましょう。
ご家庭での下水道のトラブルというと、トイレの詰まり、トイレのタンクの水が止まらないなどがあります。しかし、それらの構造を理解していれば、簡単なものであれば、自分で直せるかもしれません。
ガソリン、灯油、軽油、シンナー、自動車の廃油などの危険物は、爆発や火災を招く恐れがあり大変危険ですので、絶対に流さないでください。
各家庭の排水設備は、主に排水管と汚水桝(雨水桝)からなっています。家庭排水が詰まって流れない原因の多くは、桝の清掃ができていないためです。
桝の位置を確認し、桝にたまっている油分や、風呂、洗面からでる毛髪などを、定期的に掃除してください。また、桝の上に物置など設置しないよう注意してください。
排水口の髪の毛や石鹸などの固形物は、不要になったブラシなどで取り除いてください。
野菜くず、ビニール片は流さず回収してください。また食用油等の油類は、下水管の中で固まり詰まる原因になりますので、流さないでください。
洗濯機からの排水は汚水の排水口につないでください。雨水として流さないでください。
ティッシュペーパーや紙おむつ、生理用品など水に溶けにくく、詰まる原因となりますので、流さないでください。
トイレを使用した後、水が止まらなかったり、便器がいつもちょろちょろと水が流れている場合は、タンクに給水する管についている止水栓を締めて、水を止めてください。(止水栓は、ドライバーで締めるものもあります。)
タンク内の鎖が絡んだり、はずれたり、パッキンやフロート弁が古くなっていたら直しましょう。
たいていの詰まりは、市販されているラバーカップで直ります。排水の穴を全部ふさぐ形にカップを押しつけ、勢いよく手前にひく様に使用します。一つ備えておきましょう。
八幡市の指定工事業者に修理を依頼してください。その際事前に見積りをとり、金額、作業内容をご確認してください。
※男山団地地区内で次に該当する方は、それぞれ所定のところに連絡してください。
それぞれの管理組合
山城北土木事務所建築住宅室(0774-62-3507)
美濃山浄水場(981-3255)
トイレが詰まったので、新聞の折り込みチラシやシールなどにあった修理業者の連絡先を思いだし、そこに修理を依頼したところ、高額な請求をされた上、修理も完全に行われていないというような苦情が増えています。
下水道の修理、工事は、八幡市の指定工事業者に依頼してください。
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