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    HPV(子宮頸がん予防)ワクチンについて

    • [公開日:]
    • ID:6667

    HPVワクチンは、平成25年4月に予防接種法に基づく定期接種となった直後に、予防接種後にワクチンとの因果関係が明確ではないものの重い副反応が疑われる報告があり、厚生労働省通知に基づき平成25年6月から積極的な勧奨を差し控えていました。

    その後、令和3年11月26日付の厚生労働省の通知によりHPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ることが認められた為、積極的勧奨が再開しています。

    また、積極的勧奨の差し控えにより接種機会を逃してしまった方に対して、公平な接種機会を確保する観点から、令和4年4月から令和7年3月までの3年間、公費(無料)で接種できる機会(キャッチアップ接種)が設けられました。

    接種対象となる方および保護者の皆様には、HPVワクチン接種について、厚生労働省作成のリーフレットを必ずお読みいただき、ワクチンの効果・リスクについてご理解いただいた上で、希望される方は医療機関にて接種を受けてください。

    対象者の方へは、順次個別のご案内を送付します。

    HPV(子宮頸がん予防)ワクチンについて

    令和5年4月1日より、9価HPVワクチン(シルガード9)を公費で接種できるようになりました。

    現在日本において公費で受けられるHPVワクチンは、2価(サーバリックス)、4価(ガーダシル)、9価(シルガード9)の3種類あります。接種するワクチンや年齢によって、接種のタイミングや回数が異なります。

    子宮頸がんやHPVワクチンの有効性・安全性に関する情報を知っていただくために、厚生労働省からリーフレットが作成されています。接種を希望される方は下記リーフレットをご覧ください。

    ●男性へのHPVワクチン接種について                                                                     ヒトパピローマウイルス(HPV)感染は、女性特有の子宮頸がんや外陰がんだけでなく、肛門がんや陰茎がん、中咽頭がんにも関与するとされています。男性に対するHPVワクチンの接種については、海外では接種が進んでいる状況ですが、日本では予防接種法の定期予防接種に位置づけるかどうか国で審議されているところです。                                                                (注)現在、男性のHPVワクチン接種につきましては、予防接種法に基づかない任意接種(全額自己負担)となっています。(予防接種に係る費用助成はありません)

    1.接種対象者

    (1)定期接種

    対象者:接種日時点で八幡市に住民登録がある、小学6年生から高校1年生相当の女子

    (注)標準的接種年齢:中学1年生から高校1年生相当。

    (注)小学6年生で接種を希望される方は家庭支援課にお問い合わせください。

    (注)公費で接種できる対象期間は、16歳となる日の属する年度の末日までです。

    (2)キャッチアップ接種

    対象者:接種日時点で八幡市に住民登録がある、平成9年4月2日生まれから平成20年4月1日生まれの女子のうちHPVワクチンを合計3回受けていない方

    対象期間:令和4年4月から令和7年3月31日まで

    (この他、平成19年度生まれの方は、通常の定期接種対象〈小学6年生から高校1年生相当〉の年齢を超えても令和7年3月末まで接種できます。)

    2.費用

    無料(対象期間を過ぎた場合は有料となります。ご注意ください。)

    3.接種方法

    リーフレットをよく読み、事前に記入をすませた予診票・親子(母子)健康手帳(または予防接種済証)・保険証など住所確認ができるものを市内指定医療機関(予診票裏面に記載)へ持参して接種してください。接種2回目以降の場合には、親子(母子)健康手帳(または予防接種済証)にてこれまでの接種年月日と使用ワクチンについて確認し、予診票に記入してください。

    (注)特別な理由で市外での接種を希望される場合は、手続きが必要になりますので必ず接種前に家庭支援課へご連絡ください。手続きには2週間ほどお時間をいただきます。

    4.接種スケジュール

    接種するワクチンや年齢によって、接種のタイミングや回数が異なります。どのワクチンを接種するかは、接種する医療機関に相談してください。

    一般的な接種スケジュール

    参考:厚生労働省HPVワクチン接種の対象年齢のお子様及びその保護者向けリーフレット(詳細版)より

    5.注意事項

    妊娠している方またはその可能性がある方は、原則予防接種を受けることができません。接種前に予診票についての内容確認を医師が行います。詳しくは下記をご覧ください。

    6.予防接種に関する相談窓口

    HPVワクチンを含む予防接種、インフルエンザ、性感染症、その他感染症全般についての相談窓口(厚生労働省)

    電話番号:03-5656-8246

    受付時間:月から金曜日 午前9時から午後5時(土日祝日、年末年始除く)

    HPVワクチンの予防接種後に生じた症状の診療にかかる協力医療機関について

    ワクチン接種後、健康状態に気になる症状が生じた場合は、予防接種を受けた医療機関で診察を受けていただきますようお願いします。また、診察を受けた医療機関において専門的な診察が必要と判断された場合は、各都道府県において協力医療機関が選定されています。

    京都府は京都府立医科大学付属病院です。

    〈京都府下のHPVワクチン接種後に生じた症状の診療に関する協力医療機関〉へのリンク(別ウインドウで開く)

    HPVワクチンを自費で受けた方について

    平成9年4月2日生まれから平成17年4月1日生まれの女性で、HPVワクチン定期接種の年齢を過ぎて令和4年3月31日までに自費で接種を受けた方は、申請により接種費用の全額または一部の助成(償還払い)があります。

    詳しくは下記のリンクをご確認ください。

    「HPV(子宮頸がん予防)ワクチンを自費で接種した方への助成(償還払い)について」へのリンク

    HPV(子宮頸がん予防)ワクチン・ヒトパピローマウイルス感染症に関する情報

    厚生労働省

    リーフレット

    国立がん研究センター

    製薬会社

    MSD(ガーダシル・シルガードの製薬会社)

    GSK(サーバリックスの製薬会社)

    お問い合わせ

    八幡市役所健康福祉部福祉事務所 家庭支援課

    電話: (手当/子育て医療)075-983-1112、(家庭児童相談室)075-983-3148、(母子保健/予防接種)075-983-1115 ファックス: 075-983-1371

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