御園神社(みそのじんじゃ)
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- ID:410

御園神社 ずいきみこし
御園神社は、八幡市の上奈良地区の東側に鎮座する神社で、上奈良地区の産土神である。現在の本殿は江戸中期の元禄14年(1701)の再建と考えられ、美しい極彩色で山城地域の建築様式の貴重な遺構として、平成19年(2007)に京都府指定文化財(建造物)に指定されている。
古代の上奈良は下奈良とともに「奈良の御園」と呼ばれ、朝廷に献上する瓜、なす、大根などの野菜を栽培していた。現在は野菜の献上は途絶えているが、この伝統の遺風は御園神社の例祭「御園の青山祭」に残っている。毎年10月第2日曜日に五穀豊穣を祈願して「ずいき(里芋の茎)」で屋根を葺き、その年に取れた30種類以上の色とりどりの野菜で飾り付けた「ずいきみこし」が練り歩く。
「ずいきみこし」は平成19年(2007)に「御園神社のずいきみこし・天狗・獅子」として八幡市で唯一の京都府民族文化財(無形)にも指定されており、ずいきみこし保存会の手により大切に受け継がれている。
所在地 | 八幡市上奈良御園9・10合地 |
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アクセス | 京阪本線「石清水八幡宮」駅下車 京阪バス「御園神社」バス停下車 徒歩約1分、「上奈良」バス停下車 徒歩約5分 |
お問い合わせ
八幡市役所建設産業部産業振興室 商工観光課
電話: 075-983-2853 ファックス: 075-983-1123
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