石清水八幡宮 五輪塔(いわしみずはちまんぐう ごりんとう)【航海記念塔】
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石清水八幡宮一ノ鳥居右の道沿いにある神應寺の山門へ向かう小道の北側に、大きな五輪塔があり、重要文化財に指定されている。鎌倉時代(12世紀末から1333)に建てられたと推測されており、高さは6.08メートル、幅2.44メートルに及ぶ日本最大の中世五輪塔で、下から地輪、水輪、火輪、風輪、空輪という。
石塔建立の起源や作者は不明だが、石塔にまつわる多くの言い伝えが残されている。一説には、平安時代の末期に摂津国、尼崎の豪商が入宋貿易帰途の海上で大シケに遭い、石清水八幡宮に祈ったところ、無事に帰国できた。豪商はそのことを大変感謝し、承安年間(1171から1174)に建立したものと伝えられている。現在は、船舶の関係者が、航海の無事を祈願するために訪れるようになったことから「航海記念塔」と呼ばれている。
所在地 | 八幡市八幡西高坊 |
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アクセス | 京阪本線「石清水八幡宮」駅下車 南へ徒歩約4分 |
お問い合わせ
八幡市役所建設産業部産業振興室 商工観光課
電話: 075-983-2853 ファックス: 075-983-1123
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