国宝:石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)
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- ID:457
貞観元年(859)に奈良の大安寺の僧であった行教が宇佐八幡宮で八幡大神のお告げを受けて、平安京の裏鬼門にある男山に勧請したのが起源とされている。平将門・藤原純友による承平・天慶の乱(935から941)の際、朝廷からの勅使が当社へ祈願したところ速やかに平定されたことから国家鎮守の信仰を集めた。以来、皇室からの崇敬が篤く、伊勢神宮に次ぐ国家第二の宗廟といわれ、国家鎮護、厄除開運、必勝・弓矢の神として人々の篤い信仰を受けている。
また、源氏が氏神とし武家からも信仰され、織田信長、豊臣秀吉・秀頼も社殿や回廊の修復、再建に尽力した。現在の本殿は、寛永11年(1634)に徳川家光によって造営され、現存する八幡造の本殿の中で日本最古かつ最大規模である。
明治維新が始まると官幣大社に列せられ「男山八幡宮」に改称されたが、由緒ある「石清水」の号を守るべく大正7年(1918)に石清水八幡宮と改称され現在に至る。
平成24年(2012)、境内が国の史跡に指定され、平成28年(2016)には、本社10棟、附(つけたり)棟札3枚が国宝に指定された。
男山山上には展望台があり、北西には天王山、北東に比叡山を含む山背盆地全体が見渡せる貴重なスポットになっている。また、春には桜、秋には紅葉が山全体に広がり美しい景観を楽しめる。
開門時間 | 午前6時から午後6時(正月期間変動あり) |
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お問い合わせ | 075-981-3001、石清水八幡宮ホームページへのリンク(別ウインドウで開く) |
所在地 | 八幡市八幡高坊30 |
アクセス | 京阪本線「石清水八幡宮」駅から石清水八幡宮参道ケーブルで「ケーブル八幡宮山上」駅下車 徒歩約5分 |
お問い合わせ
八幡市役所建設産業部産業振興室 商工観光課
電話: 075-983-2853 ファックス: 075-983-1123
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