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あしあと

    「綴喜古墳群」が国史跡に指定されました

    • [公開日:]
    • ID:8245

    「綴喜古墳群」が国史跡に指定されました

    「綴喜古墳群」が令和4年11月10日付けで、国史跡に指定されました。

    綴喜古墳群は、4世紀から5世紀にかけて造られた古墳群で、八幡市から京田辺市にわたり分布しています。

    今回、指定の対象となった古墳は八幡西車塚古墳、大住車塚古墳、天理山古墳群、飯岡車塚古墳です。このうち最大の古墳が八幡市八幡大芝にある八幡西車塚古墳で墳丘長120mの規模を誇ります。

    各古墳からは、これまで銅鏡や鉄製の武器・武具類、腕輪型石製品等の副葬品が豊富に出土しており、国史跡乙訓古墳群および久津川古墳群と並び京都府を代表する古墳群の一つであることが判明しています。

    綴喜古墳群のある南山城地域は、巨大古墳が多く造られた奈良盆地と列島各地を結ぶ交通の要衝で、特に中央を流れる木津川は、行き来する物資の運搬に重要な役割を担いました。綴喜古墳群は、主に木津川水運によって、交通の一端を担った集団の墓域と考えられます。

    令和3年に京田辺市が実施した天理山古墳群の発掘調査で、同古墳群がこの地域における有力な首長墓であることが判明し、これを契機として周辺の古墳についても研究が進んだ結果、綴喜古墳群の様相が明らかとなりました。

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