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名勝松花堂および書院庭園の災害復旧工事について(令和2年2月中旬)

[2020年2月14日]

八幡市では、令和元年度より松花堂庭園(八幡女郎花)の内園(ないえん)を主とする、名勝松花堂および書院庭園の災害復旧工事を実施いたします。

このたびの工事は、平成30年6月に起きた大阪府北部を震源とする地震により被害を受けた名勝指定地内の建物や石造物などについて、国の補助金を活用して行う災害復旧工事です。

今年度の工事が開始されましたので、現状について報告いたします。

今年度の工事について

災害復旧工事の1年目となる今年度は、

  • 松花堂の修復(令和2年度に完了)
  • 石燈籠等の石造物の修復(令和元年度に完了)

上記の2つの工事について行っております。

今回の記事では、松花堂の修復の現状について報告いたします。

松花堂の修復について

【松花堂(京都府指定文化財)】

名勝指定地内にある建物の1つである松花堂は、京都府指定文化財の建造物です。

地震により、宝珠が傾き、外壁に亀裂が走り、柱も動いたことで隙間もできてしまっています。

また松花堂の近くにある石燈籠が倒れて当たってしまう被害もありました。

【地震により倒れた石燈籠】

【地震により倒れた石燈籠(アップ)】

また松花堂の近くにある石燈籠が倒れて当たってしまう被害もありました。

【地震によりできた隙間 1】

【地震によりできた隙間 2】

建物と地面との間に隙間ができているところからも、地震の揺れの強さがうかがえます。

松花堂の修復は、令和元年度と2年度で実施の予定で、令和元年度の主な工事は、屋根の工事です。

具体的には、

  • 地震により傾いた露盤宝珠(ろばんほうじゅ)の確認、据え直し
  • 建物軸部の損傷の確認および損傷の修復
  • 地震により傷んだ茅(かや)の葺き替え

です。

【足場と覆いを設置した松花堂】

【足場と覆いを設置した松花堂(アップ)】

上の写真の写真のように、建物全体を覆い、屋根の葺き替えができるよう足場を設置しました。

【足場に上るための階段】

【松花堂の屋根(北西から)】

足場に上ると、松花堂の屋根を一周回れるように足場が設置されているのがよくわかります。

上の右の写真を撮る際に立っていた場所は、屋根の工事をするうえで、材料などを置いたりするために使うステージです。

【足場と共に設置したステージ】

ステージの奥に見えるのが、屋根の天辺に据えられている瓦です。

玉ねぎのような形の瓦が、「宝珠(ほうじゅ)」、その下に据えられる箱形の瓦が、「露盤(ろばん)」です。

【松花堂の宝珠】

【松花堂の露盤】

さらに露盤の下には、

【路盤の下に据える塀瓦】

塀瓦(へいがわら)という三角形のような瓦が据えられます。
松花堂は、8枚の塀瓦が据えられています。

宝珠、露盤、塀瓦までを総称して、「露盤宝珠(ろばんほうじゅ)」と呼ぶこともあります。

平成30年6月の地震により、露盤宝珠が傾いてしまったため、瓦自体に損傷がないか確認するため、一旦おろすこととなりました。確認の結果、露盤宝珠に損傷はありませんでした。

今回の報告は以上となります。今後も工事の進捗に合わせて、報告を掲載いたします。

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八幡市役所教育部文化財保護課

電話: 075-972-2580

ファックス: 075-972-2588

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